「樟脳作り」体験してきました!
樟脳の作り方は話で聞いて、作る流れは知っている・・・。
けれども、「知っていること」と「やってできること」とは全く違います!
ということで、お願いをして 樟脳づくりを体験してきました。
製材されたクスノキを破砕機でチップ状にしていきます。
途中で節(ふし)があったりすれば、事前に折っておかないと、入れ込む時にこちらに向かってきてとても危険です。
テンポよく、投入口に入れて破砕していきます。
そして、大きい箱いっぱいにチップを作ります。
チップのサイズはこのくらいです。
この箱一杯のチップを約2.5メーターの高さの蒸留するための設備まで運びます。
そして、大きい蒸留する為の容器に箱一杯のチップを投入します。
この投入がなかなかの肉体労働です。
なんといっても箱一杯のチップ。
それも、ただ入れるだけでなく一度入れたら専用の道具で固めて敷き詰めていきます。
これを数時間 何度も繰り返します。
こういった汗を流した地道な努力の末に、クスノキの樟脳の結晶が待っているのですねぇ。
40歳オーバーのフレッシュ初老の私。運動不足解消には中々の作業量でした・・・。
手伝って頂きながら、なんとか入れ終わり密閉し、ボイラーに点火。
蒸気を送り、それを水で冷やしクスノキチップから精油・芳香蒸留水が抽出されます。
精油の層で結晶化したものを取り出し24時間かけて脱水をし、樟脳が完成します。
と、まぁ 私が手伝えたことは
・破砕する機械に くすのきチップを詰まらせたこと と、
・汗だくになりながら無心でタンクにチップを詰めたこと
・・・だけ、だったのですが、本当にいい体験ができました。
社長、お世話になりました。ありがとうございます!
忙しくなったら微力ながらお手伝いさせて頂きます。
今後ともよろしくお願い致します!
宮崎の樟脳の良さを伝えて、がんばって広げていきま~す!